国道で道の駅もある美幌峠は景色の良い場所として訪れる人も多いところですよね。

そんな美幌峠、霧に包まれて視界真っ白なんて時も多かったりします。

そういう時近くにもう少し標高の高い見晴らしの良い場所があったら、霧も雲海となって見られるのに・・・

その雲海をよく見られる場所が「津別峠」です。

冬期間は通行止めですが、例年5月下旬に開通~11月初旬に閉鎖の半年間しか通れない峠道です。

全面舗装道路ですが急勾配・急カーブ・道幅も狭い峠道

過去に頂上付近でオーバーヒートしている車や、私も昔カローラで軽快に下りてきたらブレーキから煙モクモク事件が発生したり

バイクで森林浴しながら走ると楽しい道だと思います
11.08.28-10津別峠
こんな感じで夏は新緑、秋は紅葉のトンネルの中を走り抜け

頂上ではお城のような立派な展望台がお出迎え
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駐車場は広く車やバイクを停めるのに困る事はないでしょう。
10.06.13ツーリング04津別峠


天望場には各方角で見える景色の書かれた円形の石板も
10.06.13ツーリング09津別峠


その天望場からの眺めは
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晴れの日は屈斜路湖を一望!中島や和琴半島を眼前に見ることができます

うっすら雲海がかかると
11.08.28-11津別峠
このような湖部分だけの雲海模様

そして美幌峠が霧に包まれていた時の津別峠
11.06.12-07津別峠
眼下は真っ白!雲もでていたので境目があいまいな日でした

この「津別峠の雲海」、峠入り口にある弟子屈側と津別側の各ホテルが雲海ツアーを行っています

ツアーを組めるほどの雲海発生率ということなんでしょうね。

展望台の中には掲示物も
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津別町のタウンマップや無料パンフレットも各種

休憩場所やトイレもあります。以前は売店もやっていたんだけど今は営業していないみたいです・・・

そんな津別峠、2016年夏に北海道を襲った大型台風で土砂崩れが発生
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木が根こそぎ無くなってしまっています・・・

グーグルアースで見ると土砂崩れが峠道を直撃した跡がよくわかります。

弟子屈側はしばらく不通となっていましたが2018年5月に復旧
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復旧箇所の山側は懸命な工事の様子をうかがわせます。

湖側は木がなくなってしまったので屈斜路湖がきれいに見渡せる結果に
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この急傾斜な場所での工事はなかなか大変だったでしょうね、ありがたく通らせてもらいました。

もうすぐ3月中旬、あとふた月ほどで今年も津別峠の通行止めが解除されますね。

またバイクツーリングで、釣りの後のドライブで行ってみたいと思います